【重要】レーザー受託加工サービス終了のお知らせ。


お知らせ:
2016年5月31日をもちまして、レーザー受託加工サービスを終了させていただきました。
長い間ご利用いただきまして誠にありがとうございました。

お客様各位

いつも工房Emerge+をご利用いただき、誠にありがとうございます。

急なお知らせで大変恐縮ですが、この5月末をもちまして、レーザー加工受託サービスを終了させていただきました。(emerge+ショップは引き続き営業いたします。)

2011年6月より工房Emerge+を個人事業として立ち上げ、レーザー受託加工サービスを開始してちょうど5年になりました。

当時はレーザーカッターというものがまだまだ認知されていない時代でしたが、メイカー・ムーブメントの盛り上がりの中で、精密で正確な板加工が出来るレーザーカッターに非常に魅力を感じて、アクリルやMDFなどを使った商品を設計・販売することを目的に事業を開始しました。

元々は機械設計やマイコンのファームウェアエンジニアを生業にしてきましたので、プリント基板を相手の仕事をずっとしてきた中で、Arduinoを始めとする、主に教育機関の実験研究、あるいは個人の趣味をターゲットとした商品が世の中に出回り始める様子を見て、これからはこの動きが主流になると注目していました。

プリント基板は雨後の筍のようにたくさん市場に出ては来るのですが、それを裸のまま使う人が多く、そのような商品向けのエンクロージャを作れば、ビジネスになるのではないか?と考えました。

ただ、レーザーカッターを使うのは初めてでしたし、工作機械は止まっていてはお金を生み出せません。アクリルという硬いけれど割れやすい材料で作ったエンクロージャが商品として認めてもらえるものに仕上がったかどうか、その設計に対する検証にも時間がかかります。

そこで、レーザー加工のスキルを磨くことも合わせて、当時はほとんどなかった個人のお客様向けのレーザー加工サービスを始めようと思いました。

ブログやYouTube、ニコニコ動画などのネット上や、Maker Faire(当時はMake Tokyo Meeting)やデザインフェスタといった個人が発表できる展示会で、自分の電子工作やメディアアートなどの製作品を発表出来る機会が増えていたからです。(もちろん私自身もいくつか投稿・展示を行っていましたから)

初めは1ヶ月に数件しかご依頼がない状態で、パートのおばちゃんの収入にも届かない状態の発進でしたが、きめ細かでリーズナブルな値段が功を奏したのか、年を追う毎に地道にお客様が増えていき、2年前では一日に数件の受注をいただくようになりました。その数はこの5年間で約1,000件に登りました。

また、工房Emerge+で試作を製作されたお客様の中には、商品販売にまで至ったものもいくつか見られるようになりました。ほんとうに嬉しい限りです。

ただ、ちょうど1年ほど前あたりから受注が激減し、去年末で1ヵ月で10件に満たない状況となりました。

その要因は、Fablabなどの広がりで住んでいる地域の近くに気軽に加工できる場所が充実してきたこと、DMM.makeなど材料の充実した同様なレーザー加工業者が増えてきたこと、格安なレーザー加工機・彫刻機が出始めたことなど、いくつか考えられます。

そのような外部環境の変化に伴い、工房Emerge+として事業内容も変化してきました。

当初目指していたエンクロージャ商品販売はラインナップの拡充に伴い順調に売上を伸ばし、また量産部品加工の依頼も充実しています。

それに対し、大きな柱であった個人向けレーザー受託加工サービスは、レーザーカッターの空き時間を確保することが難しくなったことに加え、そのウェイトを大きく落としており、一定の役割を果たしたと認識しています。

そこで、これからは更にオリジナル商品の拡充と、新たな事業に着手をする方向に舵を切ろうと考えております。

今までご利用いただいたお客様には、5年間もの長い間ご愛好いただき、大変感謝しております。リピーターのお客様が半分以上を占めていたことからも、工房Emerge+のサービスは間違っていなかったと思う次第です。

サービス終了に伴い、大変ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんが、どうかご理解いただきたくお願い致します。

また、今後の工房Emerge+につきましてもどうか温かい目で見ていただければ幸いです。

長い間ご利用いただきまして、本当にありがとうございました。

 

2016年5月31日

工房Emerge+

山田 斉

 

追記) 展示会の準備があるなど、それは困る、どうしてもEmerge+にお願いしたい!というお客様はメールでご相談ください。別途対応させていただきます。